Women's Sexual Healthについて書くブログ

昼間は医療機器メーカーの会社員が女性のセクシャルヘルスとラブライフ、台湾・日本国際結婚と妊娠・出産について書きます

第二子スピード出産 

3月25日(月)5:24に、第二子が産まれました。
予定日は4月12日、一人目のときも38週で産まれたのでまた早めかも、とは思っていましたが、まだ心も物も準備できてなかった〜

忘れないうちに、レポートします。


前日の夜から、なんか尿もれ?破水?でもほんの少ーしだからやっぱり尿もれか??という現象はあったものの、上の子とお風呂に入り、歯磨きし、遊びに付き合い、寝かしつけし、
その後、夫とちょうど真剣な話し合い事項があったためその件を話し合ってひとしきり2時頃まで揉めにもめた後、
布団に入って少し経った夜中3時頃、
「なんかお腹痛いかも」
「痛くなって、また痛み引くこの感じって、まさか陣痛?」 と思い、それから陣痛アプリダウンロード。←遅
3:12 陣痛間隔 9分31秒
3:17 陣痛間隔 5分30秒
トイレ行ったらおしるしあり。

あ、これ完全に病院に電話した方がいいわ、と連絡。
行くことになる。
もうアプリ使う暇ないけど、間隔は3分くらいで痛くなってる感じ。
夫を起こす。
入院用の荷物も、まだ完全に用意しきれておらず、足りなかったものを少し足す。
バースプランもなんも書いてない〜 入院書類も書いてない〜 書き始めるが、なんかそれどころじゃない気がしてきてやめる。
マタニティタクシーを呼ぶ。10分くらいで来るらしい。

夫は、上の子を起こして私と一緒に3人で行くか、後から行くかどうかで迷っている。
後からだと間に合わない可能性もあるので、出産立ち会いたいかどうかで決めてもらうことにし、とりあえず私は先に行くことに。

タクシーまで行く途中も、痛くて立ち止まり歩けず。
タクシーの中での陣痛間隔2分40秒。

病院の夜間救急に着いたのが4:05くらいだったか?
受付に行き、車椅子で産科病棟まで連れて行ってもらう。それから看護師さんの診察。
尿もれか破水かを判定する検査は、破水。
内診するが、子宮口が奥の方に行ってしまっていて触れない、でも柔らかそうで降りてきてそう、とのこと。
内診中に夫から着信やラインがばんばん来てるが、出られない。
「これだけ痛いなら、産まれそうだし入院ですね」と言われる。

LDR室に移動。
この時点で4:20くらい。

無痛分娩お願いしていたので、無痛分娩用の入院着に着換え。
定期的に痛い。
飲み物買いに行きます?と聞かれ、飲み物欲しかったが、買いに行ったらその分麻酔遅れるんじゃ???という疑念がよぎり、「それより先に、色々進めてください」とお願いする。
(結局、出産途中は喉も口もカラカラで、何か飲みたかったが、それどころじゃない。助産師さんが、水道水をコップに入れてストローで飲ませてくれた。)

点滴ルートとって血液とったり、心拍計付けたり、血圧計付けたりする。
痛い。

麻酔の始まる準備はできていて、麻酔科にお願いはしてます、とのことだが、まだ来ない。
(私:以下マ)「麻酔の人はまだですか?」
助産師さん:以下助)「前の人の対応をしているので終わり次第来ます」
まだですかぁーー早くしてねぇーー!


夫、病院に直接電話して私が到着してるか確認したそうで、助産師さんから「旦那さんがお電話欲しいそうですよ」と教えてもらい、ベットから電話。
(夫)「どんな感じ?」
(マ)「入院になった。今、着替えてベットの上で準備してる。」
(夫)「産まれそう?」
(マ)「えーと、、分からない〜ーーあァァァあーーーーーァァ"ァ"ァ"ァ"ーーーーー!!」
陣痛来てそのまま電話対応できず。切れる。

なんか、ますます痛い。
いきみたい感じが出てきてる。

(助)「(マ)さん、なんか赤ちゃん降りてきてるわ。出て来たいみたい。このまま産まれちゃうかも。」
(マ)「えっそうなんですか?」
(助)「麻酔より早く産まれちゃうかも」
(マ)「そのパターンですか?!?!」
(助)「そうですね〜 赤ちゃん出てきたいーって言ってます。」
(マ)「そうなんですかぁぁーーー?」

(助)「このまま行っちゃいましょう!」

(マ)「そうなんですかぁ"ぁ"ぁ"ーーー!?!?!?」

陣痛が来ると、グッと下に押し出される感じが出てきて、痛みに耐えられず声が出てしまう。

麻酔を待って横向きに寝ていたが、もう足を開いていきむ態勢に変更。
心の準備が出来てない!!
もう、全開に痛い。
叫ぶ私。
前回は、もう少し呼吸に集中して静かに痛みに耐えていた気がするが、今回はそんなの関係ない。とにかく、全開で痛い!!!!!
陣痛の合間に、自分で自分を励ます。「頑張れる。頑張れる。」←独り言
「頑張れてますよ〜」ってベテラン助産師さんから言ってもらう。 
陣痛で叫んだあと、「こんな感じで大丈夫ですか?!!?」と助産師さんに聞く。「大丈夫ですよ〜いいですよ〜」
なんかすごい押されてる!力んでる!
「う○ち出てませんか?!?!」と聞く。
「いえ出てませんよ、赤ちゃんが降りてるのを感じてるんですね〜」とのこと。
あと何回痛みが来るんだろう。私は耐えられるか。頑張れるのかーーー???
必死。
必死。
必死。
とにかく叫んで下に押し出す。
「低い声を出してください」と言われる。前回の出産のときも言われたなとチラッと思い出しながら、低く唸り吠える私。
すごいものが降りてきて、挟まってるのを感じる。
(助)「(マ)さん、赤ちゃんそこまで来てますよ〜、頭そこですよ〜」
(マ)「ホントに?!」
(マ)「もうですか??」「もう出るんですか?!?!」

(マ)「心の準備ができてません!!」

(マ)「頭見えるんですか?」
(助)「今見えて、また引っ込みました〜」
(助)「もうすぐですよ〜」

ひたすら、何度か陣痛でいきむこと数回。
(助)「ハッハッハーー、で行きましょう!」
(マ)「ハッハッハッハッハッハーーッ!」

出てきてるんだかなんなんだか、必死。

(助)「ほら、見えますか〜?出てきましたよ〜」

体が出たところ、自分で下を覗き込んだら見えました。
(マ)「わぁ〜〜」
ちゃんと、人間の赤ちゃんが、そこにいました。

「ほぎゃっ!ほぎゃー!」
という可愛い泣き声が。

5:24AM、産まれました。
LDR室に入って1時間。

あとは、胎盤排出を待ち、会陰裂傷の縫合、子宮収縮の確認など、様々な処置。

(助)「旦那さん来られましたが、ちょうど今無理なので、外で待っていて頂きますね。」

処置の間、赤ちゃんを胸の上に抱かせてくれる。
前回は、羊水の汚濁があって呼吸の検査などですぐ新生児室に連れて行かれてしまい、カンガルーケアできなかったので、今回が初めて。
産まれたての赤ちゃんを胸の上で抱っこ。
ちっちゃい。可愛い。

もう、少し口をパクパクさせていて
(助)「おっぱい探してますね〜 あげてみましょうか」
とのことで、咥えてもらうと、もうキュッキュッと可愛い口で吸い始める。
不思議だ、すごい。

縫合などが終わったあと、夫と娘がLDR室で赤ちゃんとご対面。
立ち会いは間に合わなかったけど、これだけ早かったらまあ無理だよね〜。
娘、赤ちゃんと初めてのご対面に、恥ずかしそう。
ひとしきり、ゆっくり赤ちゃんとの家族時間を過ごさせてもらう。

なお、合間にちょくちょく行われる子宮収縮の確認で子宮を押されるのが、大変痛い。
幸せ〜可愛い〜、の合間にも、断続的に激痛続く。


そしてしばらくしてもろもろ落ち着いてから、荷物を持ってLDR室から病棟へ移動となり、病棟で朝ごはん、となったのでした。
夫と娘は、売店で買ったサンドイッチで朝食。


もう、産まれたのか、あっという間だったな、と実感が湧くような湧かないような。
一人目のときも早めだったから今回も早めに産まれるであろうとは思っていたものの、まだもう少し時間があると思ってたし、仕事産休入りしてからまだ2週間しか経ってない。もっと準備しておきたいものとかあったなあ。。
これから新生児との日々が始まります!!


産後の日々も、今回はレポートしたいと思います。